勉強もそこそこ、運動もいまいち。
信念なんてカッコイイものは持っていない普通の女の子でした。
でも、なぜかこの不妊治療に臨む気持ちはブレなかった。
医学の力をお借りしよう!いつやるの?いまでしょう!やるだけやってみようよ!
の気持ちでした。
体の痛みは心の痛みに比べたら我慢できる!
不妊治療には段階があります。
- まずは夫婦ともにメディカルチェック
- タイミング法:排卵周期に合わせたタイミングでより着床の確立アップを狙う
- 人工受精:精子を子宮内へ直接注入。あとは自然妊娠を願う
- 体外受精:卵子と精子を体外で受精させ、受精卵を子宮内へ注入。着床を願う
- 顕微受精:体外受精の一種 自然受精が難しい場合の受精卵を作る方法
私は結果、1から4まですべてを行いました。
夫婦ともに問題は見つからず原因不明の不妊。実は多くの不妊症悩むカップルはこの原因不明なのだそうです。
原因が分かれば治療のしようがありますが、風邪やケガとは違いますよね。
本当に妊娠って当たり前ではない。奇跡なのです。
不妊治療は痛みを伴うものも少なくありません。ホルモンバランスにも関わるので、気分が悪くなったり太りやすくなったり。
アザができるほど注射を打つこともあります。
夫婦関係がぎくしゃくすることがあるほど精神的にも苦しい時期があります。
幸い、夫は私の気持ちを優先してくれていました。
嫌そうな態度をとったり、文句や反対意見を言われたことは一度もありませんでした。
その点を今でもとても感謝しています。
不妊治療中の女性の負担を考えると、なんで私ばっかりこんな辛い思いを!
と思ってしまう時もあります。
しかし、奇跡は絶対に自分一人では起こせません。
夫婦で同じ方向性を確認し合い前に進むしか、奇跡に近づくことはできないと私は思います。
私は治療に伴う体の痛みは、これまでの心の痛みに比べたら耐えられるものでした。
トンネルをただただ彷徨うより、先生方に信頼をおいて進むほうがよっぽど心強かったからです。
桁違いの治療費!!
10年前の当時は不妊治療は保険がきかない自由診療でした。
不妊は病気ではない・・そりゃそうやけど、その治療費は桁違いでした!!
初回、一通り検査したあと、受付で「3万円です」
え??いまなんて???
そんなにお財布に入ってないけど!!
冷や汗をかいたのを鮮明に覚えています。
それから病院のたびに3万~5万を準備し、通院を続けたわけです。
4の体外受精をするまでに、トータル約80万円かかっていたことは記憶に焼き付いています。
でももう後ろは振り返らない!やるだけやってみるんだ!!のど根性精神でした。
お任せするんだ。私たち夫婦は先生を信じて体外受精を受けました。
少し安静にした後、ベッドから起き上がると、何も変わらない自分の体・・
分からない。私はこれで妊娠するの?待つしかないか・・
そして 体外受精後の結果を聞く日がやってきました。

